イーグルス、今年は違うぞ!
2006年 04月 22日
プロ野球も開幕し一ヶ月弱。昨年39勝に留まってしまった楽天イーグルスは名将野村監督に代わりどんな戦いを見せてくれるのだろう。昨年、そしてキャンプを通して、野球に限った話ではなく、勝負として当然の確率論を前提に戦略がきちんと整理されている。確かに、思った様な補強面での戦力増はほとんど無い。が、裏を返すと、補強すれば勝てるわけでもないということになる。これまでの巨人が良い例。ただ、心配なのは所詮人間がすることなので、怪我などが絡み一軍ピッチャーが不足する事態だ。これになると、勝利の確率はグーンと下がる。野球はピッチャーが相手を0に抑えていれば負けないスポーツ。よって、投手を中心とした戦略、攻撃が最も勝率の高い戦い方となり、野村監督も当然、同じように考えている。
仙台の試合の際、試合前に監督と話をしたが、まずは元気そうで何より。これだけの移動と連戦で、多少お疲れかな。。。。と思っていたが、全くそんな気配も無い。嬉しそうな笑顔で、いつもの口調で話をしてくれた。私は、確かに感じるものがある。野村監督には、楽天上昇の青写真がすでに描けていることを。あとは、やるべくことをきちっとして、例え大敗しても、大勝しても一喜一憂せずに、一勝、一敗という風に、考え、最終的に勝率を高く保つ。
ちなみに、今年のイーグルスは負け試合もかなり競っている。負けは込んでいるものの、防御率がAクラス。これは、明らかに勝率の高い戦い方をしている証拠。攻撃とかみ合ってくれば、必要なときに必要な1点が取れるようになり、必要なときに必要な1点を抑えられるようになる。これからまだ長いシーズンだが、野村イーグルスは間違いなく、戦う集団に変わりつつある。
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