内山高志勝負力で堂々防衛!

b0004907_9273142.jpg内山圧倒的に有利というのが下馬評。両者が入場する雰囲気も三浦選手は無くすものは何もない。とにかく突進。そして内山選手は絶対勝たねば、というより勝って当たり前くらいの雰囲気に包まれていた。実は、戦いの前に、勝って当たり前の雰囲気を周囲に作られてしまう程、いやなものはない。

b0004907_9275577.jpgそもそも勝負は、持っている技術を試合の環境でいかに活かせるかだ。風や太陽、ミスジャッジ、負傷など様々な事に適応し、それでも練習で積み重ねた技術を駆使する。勝って当たり前の雰囲気が出るのもわからなくもない。内山選手のKOシーンの連続を見ていると、今のボクシング界最強といっても過言でないくらいのパンチ力、運動能力、総体的なテクニックだからだ。しかし、勝負はわからない。一発のラッキーパンチ。バッティングによる負傷。流血でもすれば、視界も奪われる。あくまでも、ノーマルな環境でやることが前提で内山選手有利という話なだけだ。

b0004907_9283984.jpg今まで、何度もこういう雰囲気で「まさか」を見てきた。試合後は、本当に悔やみきれない後味が残る。そんな中ゴングはなり、なぜか自分の選手の試合を見るかの様な緊張感があった。滑り出しは良かった。しかし、ホントにまさかが。。。流血。バッティングだ。そして。。。。ちょっと目をそらしたすきに、三浦選手の左ストレートがもろにヒット。始めて内山選手のダウンを見た。起き上がり方があまり良くなかった気がした。ダメージがある。。。

b0004907_929343.jpg昨年末にカープの栗原健太を連れて、内山君を訪ねたことがあった。その趣旨は、内山選手の強さに触れさせたいという思い一心。強さとは、小細工をしてでも勝とうとすることではなく、技術、外的要素、そして相手など取り巻く環境変化に的確に適応できる人間力を差す。健太にはそいう内山選手の人間性を肌で感じ取って欲しかった。

ダウンを喫したが、内山選手は基本に徹した。ジャブをうまく活用。それでも、ピカイイチのジャブ。きちんと持っている技術が発揮できている。そんな状況下でも。そして、TKO。勝負力は最後、相手のパワーや技術をしっかりと上回った。やっぱり強い。そして、変わらずに試合後のインタビューも謙虚である。すぐにきちんと自己分析を冷静に出来ている。恐るべし、世界チャンプ内山高志だ。
[PR]
Commented by etug383 at 2011-02-01 10:08
はじめまして。
内山さんは右手を骨折していたようですね。それでも左だけで勝ってしまった。派手さはありませんが、内山さんは基本をみっちりやっているのだと実感しました。
by shuichi_sugisawa | 2011-02-01 09:46 | Comments(1)

アスリートやアーティストとの交流から素敵なお話を紹介します


by shuichi_sugisawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31