右肘の痛みを庇いながらどうにかこうにかバットを振り続け、ようやくその痛みから解放?本人曰く”慣れ”と言うが、その痛みを気にせずに自分の思うようなスウィングができ始めたのが8月。一気にホームランも量産体制に入り、打点、打率もあれよあれよという間に、そのタイトルに手が届くところまでやってきた。食事をしながら、FAの権利行使も視野に入れながら将来を語る。その言葉にも最近の好調ぶりがにじみ出るというか、表情もとても明るい感じだ。もともとまじめすぎるくらいのところはあるのだが、凄くこのところ話をしているとバランスが取れている気がする。残り試合、確かにどうなるかはわからないが、首位打者と打点王を取るようなことになると、一気に健太の未来もさらに開けてくる。CS出場にもまだ可能性がなくなったわけではない。チームの主砲として、最後まで戦い続ける。 Kenta Spring Camp